PANCOの備忘録。

PCノベルゲームに関しての備忘録だと思います。

2021秋アニメ、とりあえず1話の感想

所詮1話だけなので、大した意味はないよ

上から面白い順。

 

 

無職転生異世界行ったら本気だす〜 シーズン2

進化の実の完全上位互換なので、こちらを見れば良い。勝負になるのはタイトルくらいか。1期の通り、優秀なファンタジー。転生要素も外観と内面の剥離によって上手く利用できている。内面の気持ち悪さに抵抗があるのは仕方がないが、無職童貞引き篭もりの脳内なんてこんなもんである。夢みがちなのも一考だ。

最果てのパラディン

面白い。無職転生と同じく、本当の意味で丁寧に作られているアニメ。幸せの影に、静かな激情がそこかしこに隠れている。個人的に描写に力を入れているアニメが好き。

輪るピングドラム (再放送)

2021秋アニメではなく再放送なのだが、かなり面白いので記しておく。

兄弟の目的は単純明快で、妹の生存の為にピングドラムを探すこと。ピングドラムの持ち主は2話時点ではあるがストーカーというかなり強いキャラ付けが為されている。キャラクターデザインも優秀で、「生存戦略、しましょうか」という口上もインパクトが強い。根強いファンが未だに存在する理由が分かった。

 

-------------ここまで同率1位------------------

 

takt op.Destiny

1話の作画がいいアニメはシナリオがダメになる法則でもあるのだろうか。淡いたんもし臭が漂っている。公式説明文では「「音楽」はタブー視されている」とある。「音楽を知らずに育った少年」の存在からも、この世界において長年音楽は外患誘致そのものである事が分かる。しかしながら、ピアノは一般人の手の届く場所にあるし、ジュークボックスはボタンにテープを貼っただけで通電したまま店にそのまま置いてある。あれだけの怪物がいるならば、すぐさま市民から破壊される対象となるはずだ。さらに言うなら、会話が単調で戦闘シーンの作画、変身する女性キャラのデザイン以外の見所が一つもない。

ここからは個人的な感想だが、音楽を主題としたアニメのEDテーマに歌い手を使うのはいかがなものか。MIXが上手い≠音楽性が優れているわけではないし、あの曲ではゴブリンスレイヤーの二の舞であろう。まあ、歌い手を好む層に舵を振り切ったアニメならば長文を書くのも意味がないのだろう。

進化の実〜知らないうちに勝ち組人生〜

作者の想定出来る最大の不幸と、最高の幸運を精一杯の言葉で書き留めたのであろうアニメ。製作者側の最後の抵抗が「進化の実」を鑑定するときに世界観を破壊するように表示される露骨なタイトルロゴ。全体的に昭和臭、マジレスするなら2000年後期あたりの香り。原作の出来云々を話してもああ、仕方がないのだと諦めさせるアニメ。

...というのが1話前半の感想。後半のゴリラの下り、走馬灯でクラスメイトからワキガをとことん侮辱された後、ぽっとでの友人に「お前のポジティブな思考回路は世界一だな笑笑」と皮肉られる所が最高に面白い。ゴリラは美少女に変わるようだが、正直そのままであって欲しかった。

追記

ぽっと出の黄金バットみたいな骸骨を倒し、ぽっと出の宝箱からぽっと出のカッターシャツを元ゴリラが装備した後、ぽっと出の謎羊が謎の魔法でシャツをドレスに上書きしてしまった。シャツのカット意味ある?

EDではドラクエ風の移動ムービー(超低質)が全くテンポの合わないポピパの曲と共に流れるのだが、正面を向いた時のスプライトの大きさが他の方向に比べ明らかに小さい。方向転換すると凄く目立つ。シメは謎のドラゴンが魔法陣の上で骨になって謎に崩れる。

マジで意味が分からなすぎて笑ってしまう。スマホレベルの作品がまた現れるとは思わなかった。

マヴラヴ オルタネイティヴ

キャラデザは正直改悪...とまでは言わないが、折角ウマ娘でインテーク風髪型が復興してきたのだから、変更する必要がそもそもあったのかと問われれば少し微妙な所。

CG予算の都合、モブの多さ、そして作風から彼らを省略もしくはデフォルムする訳にはいかない故の作画の不安定さには目を瞑らねばならない。軍事系アニメあるあるだ。

しかし武は最後にちょい出し...。これからが不安である。

バルディバイド-#000000-

opに入りそうで入らなかったり、路地裏で少女漫画のようなカットシーンが入ったり、パンを踏み潰されて「パンが泣いてる...」とぽっと出のヤンキーを殺?したり、覚醒した主人公がうさぎさんのパーカーを被ったり、悪い意味で笑えるアニメ。

カードゲームの販促アニメなのだが、ルールは日常生活でおそらく馴染みそうもない英語が多く、感覚でルールを掴むのは難しそうだ。加えて、やけに運ゲー臭いのもマイナス。まあ、遊戯王信者なので絶対に買わないだろうが。